孤独に歩め、悪をなさず、求めるところは少なく。
林の中の象のように。
ひとつ前の記事で書いた小学校時代のことを強く思い出したら他のことまで色々と蘇ってくる。高校の頃にカウンセラーに親を呼び出された一件とか。負の連鎖、ではないか。負の感情の連鎖。
こっちは仲良くしていたつもりだったのに実は輪の中に入れてもらえてなかった、というようなことがよくある。自分に落ち度があると思いびくびくしてしまうので余計に輪の中に入っていけなくなる。そして気づくと孤立している。
独りでいることに苦痛を感じない性分なので全く困らない。根本的な問題がここにある。ある程度は人と関わっていないと人間的な生活は送れない。
休日に友人と会うことがストレス解消になる人も居れば、独りで過ごす時間がないとストレスが溜まる人も居る。自分は後者で、小学生の頃、日曜日が習い事で潰れるのが厭で泣きながら親に訴えたことがあった。独りで空想に耽る時間が少なくなるのが本当に厭だった。行ったら行ったで友達とわいわいやっていたりしたのに。
孤独を貫こうとしていたにも拘らず何故かこんな自分にかまい続けてくれて今も付き合いがある友人たち。同じ性分で人見知り同士なのに不思議と仲良くなった大学の同期。こっちからしたら数少ない友人だけど向こうは他にもたくさん友人が居るということが更に自分を孤独へと向かわせる。
親類以外の結婚式に呼ばれたことがないという事実が自分の人付き合いのなさを一番物語っている。
結婚式を挙げるとして、自分側の列席者が親類だけだったら嫁側の人にどう思われるのだろうかと余計な心配をしている。嫁になる予定の人も居ないのに。
良き伴侶を得られない場合は
孤独を貫け
孤独に歩め
悪をなさず
求めるところは少なく
林の中の象のように