卓上アンプあれこれ


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よく練習用アンプという言い方をするけどそれは変な話で、本番同様の機材を使ってするのが本来の意味での練習だ。

エレキギターという楽器はアンプから音を出して初めて成立するので、エレキギター単体での練習はそもそも練習にすらならない。手元の感覚から今どのようにアンプが鳴っているか正確に掴める熟練者は別にして。

この話は今回の趣旨とは違うのでまた改めて。


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こういう手のひらサイズのアンプは卓上で使えて持ち運びが楽で、実家に一時帰省する時や友人宅でちょっと音を出す時等に重宝する。

 

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Marshall MS-2C

高校生の時から使っている。現行品とは少し表面の仕上げが違う。

マスターボリューム増設、抵抗をバイパスしただけの簡易ハイゲイン化、スピーカー単体として使うためのスイッチ及びジャック増設等、手を加えて使い続けて来た。

マスターボリュームを増設したのは、ボリュームを上げ切って大音量にしないと好みの歪みにならなくて不便だったから。

最近ポットの調子が悪くて使わなくなっていたけど、これといって不満はない。


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VOX amPlug 2 Classic Rock / Metal / Cabinet

去年から導入した。

Classic Rockは歪みがほんの少し物足りないけど、割と好みの音。

コーラス、ディレイ、リバーブがそれぞれ3段階かけられて便利。アンプ回路はアナログ、エフェクト回路はデジタルという仕様。

キャビネットがなくても単体でヘッドフォン/イヤフォンを繋いで使えるし、ミニジャックを備えてる機器に接続できる。

単体だと本当に小さくて持ち運びに便利どころか何の負担もない。この小ささでリバーブを備えてるのが本当にいい。


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Orange CR3 Micro Crush

個人的に大本命のオレンジ。

チューナー付き。

オーバードライブ・スイッチは常に入れて使っている。歪みはもちろん好みの音。右手ミュートで低音弦を刻んだ時のザクザク感がちゃんと出る。そしてギターのボリュームを1.5くらいにした時にほんの少し濁った俺好みのクリーン・トーンが出る。土砂降りのようなアルペジオ。手元で音色のコントロールができて理想的。

好みの音が鳴ればエフェクトなんて何も要らないんだなと思いながら、最近はこればかり使っている。