決意表明、あるいはメインギターとオガワマユ。

いくら努力を重ねても結果に繋がらないことはある。己の才能のなさを自覚できることが大事。才能のある人が見せてくれる景色を心に刻んだり、自分一人では辿り着けない場所まで連れて行ってもらったりすればいい。

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さて、何度目かのメインギターの話。

メインギターが自分にとってどのような存在なのかは過去記事に書いてある。

http://xiukj.hatenablog.com/entry/2018/01/17/124325

この記事で組んだギターは結局メインギターにはならなかった。

そもそもライブをしない宅ロッカーにとってメインギターとは何なのかという話だが、この一本で日々を生き抜いていくという決意のようなものだと思う。もう残ってないかも知れないが、細美武士が悩みに悩んだ末にあの黒い57ヒストリックのレスポールをメインギターとして手にする決意を語ったブログを読めば分かると思う。

自分は10年以上ギブソン原理主義者でカスタムショップ製のレスポールを弾き続けてきたが、エドワード・ヴァン・ヘイレンが礎を築いたホットロッド・ギターの精神を大事にしたいと思い至った。エディがヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムの録音で使ったギターは80ドルのネックと50ドルのボディを元にエディ自身が好みに合わせて組んだ代物だ。パーツ交換や改造で自分の理想の一本に近づける、これこそエレキギターという楽器の醍醐味だ。

自分の決意を確固たるものにするため、尊敬するミュージシャンであるオガワマユさんにネックプレートにサインという形で魔法をかけていただいた。才能のある人に力を分けてもらえるかなという思いで。

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これからはこの漆黒ストラトキャスターとともに歩んでいきます。自分史上一番ややこしい配線を施したこのストラトについてはそのうち改めてまとめる。

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因みにうちのインスピレーションもらうコーナー、いつの間にかオガワマユだらけ。