それぞれの空模様、M3-2020春のこと3

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"A Sky Full of Hope"

 

アルバムタイトルに「空」という言葉が入っているのになぜジャケットに空の写真を使わなかったのか、その理由を書き残しておく。そもそもタイトル通りのジャケットにしなければいけない決まりなんてないのだけれど。

 

「いい天気」と言われて思い浮かべる空はひとりひとり違うと思う。雲ひとつない青空が好きな人も居れば晴れが苦手な人も居る。恵みの雨を待っている人も居る。

低気圧による頭痛が雨によって緩和されるという人にとっては雨は救いになる。

何というか、空模様を規定したくなかった。自分の中ではそれぞれの曲に明確な空のイメージがあったのだがそれを聴く人に押し付けることはしたくなかった。

このアルバムを聴いて「雪の日にすごく合う」という感想をくださった方が居てとてもうれしかった。そうやってひとりひとりの心模様に寄り添うような音楽を紡いでいければいいなと思う。

 

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ジャケットに使った元写真を見ると晴れてるのが分かってしまうのだけれど。