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ゴトーのマグナムロック

ギター 機材 音楽 改造

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うちにある唯一のトレモロ・ユニット付きのギター、PRS SE Custom 24のマシンヘッド交換。初めてのロック式。

ゴトーのマグナムロックは、巻き上げるだけで弦がロックされるという魔法のような構造。シュパーゼルのトリムロックのようにホイールで弦をロックする手間がない上、余計なパーツがない分ヘッドの重量が増えなくて済む。(ゴトーのマグナムロックにもトラッドというホイールを回して弦をロックするタイプがある。)


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これを機に好みのクルーソン・タイプにしようかとも考えたが、加工の必要がないロトマチックにした。ペグボタンが10種類くらいある中から選べるのもうれしい。


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前述したように加工の必要がないのでただ換装するだけの簡単な作業。

注意点が一つだけ、PRS SEのネジ穴が一回り大きいため付属のゴトーのネジが使えない。元のネジが使えるので問題はないのだが、今回は色をクロームからブラックに変更したのでネジの色だけが違うという状態になってしまった。


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チューニングの安定性は増した。グイグイとアーミングをしてもそんなに狂わない。

しかしそんなことより、弦交換が楽になった!

 

弦交換が楽になった!

 

大事なことなので二度言ってみました。

すごいぞマグナムロック。チューニングが安定する上に弦交換が格段に楽になるなんて。

ゴトーのマグナムロック、おすすめです。

 

GOTOH SG381MG 04 L3R3 B

 

 

Gravity Guitar Picks

ギター 機材 音楽

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ちょっと前から気になっていたGravity Guitar Picksのピックを何枚か買った。

普段使っているのはフェンダーのミディアムなので、こういう厚めで硬いピックはほぼ使ったことがない。ベースを弾く時に使っているフェンダーのヘビーが手持ちの中で一番厚いピックだ。

 

さて、ピック選びにおいて一番重要なのは何だろうか?

それは色だ。

削りカスがピックアップやエスカッションに沈着して錆や血みたいに見えるので、赤茶系のピックを愛用している。
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Gravityのピックは厚さごとに色が決められているので余り選択の余地がない。

好みの赤だと6mmの超極厚ピックになってしまう。かといって薄めだと緑や青の好みからは程遠い色。(写真左の2枚は現行ラインナップにはない赤い2mmのStealthとClassic Mini)

3mmのオレンジがとてもいい色味だったのでオレンジにした。

 

肝腎の弾き心地は、驚くほどいい。

いい具合にエッジ処理がされているからか、普段使っているピックの4倍の厚みとは思えないくらい違和感なく弾ける。スウィープ・ピッキングがスムースにできるので上手くなったような気分になって調子に乗って弾きまくってしまう。

アタック音が、弦からの分離が早い分鋭く感じる。

左手ミュートやカッティングは高音がキュキュッと鳴ってうるさめで好みじゃない。スラッシュ系の刻みはザクザクさが物足りない。

ヘビーなリフを弾くには向いていないが、弾き心地が本当に良くていつもより上手く弾けるので愛用することになりそう。

Strikerの3mmがしっくりくる。StealthやPointedは少し尖り過ぎていてきつい印象。これは完全に好みの問題だが。

普段厚めのピックを使用したことがない人にもぜひおすすめしたい。このピックがもたらす安定感と正確さが癖になるはず。

しかし少し高価なのが難点。耐久性がどの程度あるのか使い始めたばかりなので分からないが、厚さはフェンダー・ミディアムの4倍、価格は20倍だ。

 

本当は、ピック選びにおいて一番重要なのは弾き心地です。

 

レスポール落下事故とその後

ギター 機材 音楽

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年末に愛機レスポールを床に落としてしまった。

弾き終わり、高く持ち上げてストラップを首の上から外しスタンドに戻そうとした時、ストラップを持っていた右手が滑り、ネックを握っていた左手も滑り、胸の高さからボディエンド側が床を打ちそのまま横に倒れた。

一瞬何が起きたか分からなかった。

そして、よく見かけるレスポールのヘッド折れやネック折れの画像が頭をよぎった。

悪い予感はしていた。仕事からくる疲労で右腕は限界だったし、左手も思うように動いてなかった。

抱き起こしてみるとヘッドもネックも無事だった。ジャック・プレートの凹みとボディのバインディングの小傷以外、目立った損傷はなかった。

大事には至らなかったが、ギターを落とした経験がそれまでなく、大切なギターを落としてしまった衝撃から暫く抜けられなかった。

 

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ケーブルを挿した状態で落としたのでこんな状態に。ジャック・プレートが完全に陥没。


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プレートの歪みが落下の衝撃の強さを物語っている。ブラス等の硬い素材だったら木部まで損傷していただろう。


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 ということで、ヒストリック純正の交換パーツを購入。


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何事もなかったように元通り。

今日も元気に唸っています。

 

Gibson Custom Shop Historic Collection 1958 Les Paul Standard 2007

 

ひと月にふたつも自分用のマグカップを買ってしまう。

日記 雑記 コーヒー

あるいは『クリスマス・プレゼントの選び方』
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今年が終わってしまう前にブログを更新しておこうと思い立ったが、1年を振り返るようなことは苦手だし、今月のことを少し。

 

クリスマス・プレゼントは、その年にお世話になった人に感謝の意を表すためのものだというのが自分の考えだ。

普段は村のようなところで生活しているが、プレゼント選びのために二度ほど街へ出た。プレゼント選びは難航し、何故か二度とも自分用のマグカップだけを買って帰るという失態。

おかげでうちでの一人コーヒータイムがとても充実している。今までは味気ないステンレスの保温マグで済ませていたのだが、お気に入りのカップがあると気分が3割ほど増し飲み干す早さが通常の3倍シャア専用ザク状態なのである。早く飲み終わるのにこの充足感。

 

別々の店で一目惚れした二つのマグカップ、よく見たら同じメーカーの物だった。

 

洗っても破れない紙と濡れていても書けるペン

文房具

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一体何冊メモ帳を持っているのか自分で把握し切れない程だが、また買ってしまった。

・TAGGED MEMO PAD

クリーニング・タグに使われている耐洗紙製で、汗や水に強く、洗濯しても破れないそうだ。

そんな条件を選ばないメモ帳に合わせてボールペンも買ってしまった。

・パワータンク スマートシリーズ

インクが加圧されていて、圧縮空気によって押し出されるので、上向きでも書けるし、濡れた紙にも書けるし、氷点下でも書けるそうだ。

これで雨の日でも安心してメモが取れる。(そんな場面あるのか?)

因みに仕事柄氷点下で記入することはたまにある。 

水に強い紙と濡れていても書けるペン、最強の組み合わせ。

 

Raw Vintage Tremolo Springs

ギター 機材 音楽

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PRS SE Custom 24のトレモロ・スプリングをRaw Vintage Tremolo Springsに交換。

劇的に音が変わるという評判のスプリング。


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張力は低く、5本掛けてもストックのスプリング4本分よりかなり弱め。

ネジを締める必要がある。

これだけ違えば音が変わるのは当たり前だ。

 

スプリングが緩い分、残響がやや丸く長くなった。

低音弦の切れがよくなった。

アーミングがしやすくなった分、フラッターは少しかかりが悪くなった気がする。

感じた違いはそんなところ。

確かに音は変わる。

ストラトの方が違いがはっきり出るかもしれない。

 

Raw Vintage - RVTS-1 Tremolo Springs

 

12年間変わらない自分の現在地

ギター 音楽 ASIAN KUNG-FU GENERATION 大槻ケンヂ

あるいは『アジカンが立ち続けている場所と新録ソルファ』


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12年前の自分の誕生日に発売されたASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム『ソルファ』。ポップさと実験性を二項対立ではなく難なく両立させたアジカンの魅力は『ソルファ』の前に発売されたシングル『サイレン』で既に完成されていたように思う。その辺りのことは阿部真大が『世界はロックでできている』で評しているので、ここで俺が改めて言うことは何もない。

12年経っても、俺の現在地は少しも変わってない。端っこに留まったまま、中心へは1ミリも近づいていない。六弦の三フレットを刻み続けていたものの、たった一人の君へすら届いちゃいない。←「振動覚」風。

当たり前だが。常に最前線に立ち続けているアジカン とはえらい違いだ。実験性を保ち続け、それでいてポップさを兼ね備え共感を生むアジカンの勢いは、一向に衰える気配がない。

何故そのアジカンが12年前の作品をまるごと録り直すことにしたのか。

俺は新録『ソルファ』に何を期待していたのか。

『ソルファ』を聴いていると自分の焦りや忸怩たる思いを再確認できる。才能もなく何者にもなれない自分を励ますように響き突き落とす。12年経ってもそれは変わらない。ちくちくと心のどこかを刺激する。痛い。しかしその痛みは一人で抱えているものじゃないよと教えてくれる。

 

ふと思い出したので、ここで少し昔の話をする。大槻ケンヂについてだ。

「猫のリンナ」の中で、猫の背に爆弾を括り付けて世界を燃やしにいこうと言っていた大槻ケンヂ。だがその5年後に改編を行い、猫の背におむすびを括り付けて梨もぎにいこうという内容になった。

当時の俺にはこの心変わりが理解できなかった。世界を燃やしたいという大槻ケンヂに共感していたのに裏切られた気分だった。筋肉少女帯はその後もずっと聴き続けていたが。

おむすびと爆弾、今の自分だったらどちらを選ぶだろうかと考えてみる。

世界を燃やしたい気持ちが少し勝っている。

 

さて、今現在のアジカンによって最新版にアップデートされた新録『ソルファ』。細かい違いはたくさんあるが、受ける印象は変わらない。最前線に立ち続けているからこそアジカンは変わっていない。

優れたロック・ミュージシャンは吟遊詩人であり伝道師でなければいけない。同時代性を表現しつつも若い頃の焦りを忘れず、報われない者たちの代弁者で居続けなければならない。俺にとってアジカンはそういう存在だ。

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION - ソルファ

阿部真大 - 世界はロックでできている

大槻ケンヂ - 猫のリンナ