2016-01-01から1年間の記事一覧

ひと月にふたつも自分用のマグカップを買ってしまう。

あるいは『クリスマス・プレゼントの選び方』 今年が終わってしまう前にブログを更新しておこうと思い立ったが、1年を振り返るようなことは苦手だし、今月のことを少し。 クリスマス・プレゼントは、その年にお世話になった人に感謝の意を表すためのものだと…

洗っても破れない紙と濡れていても書けるペン

一体何冊メモ帳を持っているのか自分で把握し切れない程だが、また買ってしまった。 ・TAGGED MEMO PAD クリーニング・タグに使われている耐洗紙製で、汗や水に強く、洗濯しても破れないそうだ。 そんな条件を選ばないメモ帳に合わせてボールペンも買ってし…

Raw Vintage Tremolo Springs

PRS SE Custom 24のトレモロ・スプリングをRaw Vintage Tremolo Springsに交換。 劇的に音が変わるという評判のスプリング。 張力は低く、5本掛けてもストックのスプリング4本分よりかなり弱め。 ネジを締める必要がある。 これだけ違えば音が変わるのは当た…

12年間変わらない自分の現在地

あるいは『アジカンが立ち続けている場所と新録ソルファ』 12年前の自分の誕生日に発売されたASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム『ソルファ』。ポップさと実験性を二項対立ではなく難なく両立させたアジカンの魅力は『ソルファ』の前に発売されたシングル『…

ゴリラの日常

あるいは『仕事がある日の平凡な一日。』 夜明け前に起きる。部屋から見える朝焼けがきれいだったら写真に撮る。雲の動きが面白そうな時はタイムラプス動画を撮ることもある。写真を見せたい人が居るような居ないような、起こしてしまったら申し訳ないなと思…

初めて買ったエフェクターは使わなくなっても捨てられない。

初めて手に入れたエフェクター、BOSS OD-1 オーバードライブ。 これにしようと決めていた訳ではなくて、成り行きでこれになった。 当時既に生産完了していてプレミア価格で取り引きされていたのだが、諸事情で離島の片田舎に住んでいたので地元の楽器屋では…

何故ジェイムズ・ヘットフィールドは「メタル・マスター」をダウン・ピッキングで弾き倒せるのか?

あるいはギター弾きの右手の秘密。 諸事情で邦題も届かないような離島で暮らしていたので「メタル・マスター」というタイトルには余り馴染みがない。 「Master Of Puppets」 うん、しっくりくる。 というのは嘘で、初めて耳コピしたギター・ソロがメタリカの…

カナル型デビュー

異物感と遮音性による出た音の逃げ場のなさから目眩を覚えるので敬遠してきたカナル型イヤフォン。ゼンハイザーのストリート・ラインのインナーイヤー型が小さくて装着感がよく、愛用している。でもカナル型の気になる商品が出たら試聴はしてきた。 SONY XBA…

ギター録りまわりのあれこれ

夜間にギター録りをしたくなった時にどうするのか、宅録ギタリストの永遠の課題。 コッホのダミーボックス。アルバム『地下室のゴリラ』の録音の一部でも使った。ダミーロード搭載でアンプのスピーカー出力からそのままラインで録れる。 キャビネット・シミ…

本を1冊も読まなかった夏

読書家ではないが月平均3冊は読んでいる自分が、7月8月と丸々2か月本を1冊も読まなかった。 人生で一番読書から遠ざかった夏。 替わりに何をしていたのかというと、何もしていなかった。 部屋も片付かず、曲作りも進まず、ピアノもあまり弾かず、映画を観に…

夏が終わっていく

俺の中に溜まり続けている火薬が弾けることなく夏が終わり、飽和状態になって自家中毒を起こしそうだ。 この焦りは何だろう? 日々積もっていく焦燥感。 明日への不安。 落ち着かない。 自分の頭の中から溢れ出てくる言葉に捕まらないように音楽を聴き続ける…

アルバム『地下室のゴリラ』完成に寄せて、というよりやまはき玲との出会い。

はじめましての方もそうではない方もこんばんは、使用楽器及び使用機材や録音方法等、技術面の解説は厭わないけど、 曲を作るに至った経緯や曲に込めた思い等は今後も一切語るつもりがないヌンチャクゴリラこと小島周一です。そんな野暮なことを語らないため…

カナレのケーブル

8年振りにオーディオ・インターフェイスを入れ替えたので、それに合わせてケーブルも新調。 ケーブル類に拘りはない。電気信号をロスなく伝えればいいだけのことだし。 かと言って、低価格帯の物だと接合部や耐久性に不安があるので、最低ラインの一つ上の物…

俺の夏は終わってしまったのか。

撮りたかった写真は工事中で入れなくて撮れなかった。 台風が過ぎ、クソ暑い。 『サマータイムマシン・ブルース』日和。 体内に眠っている火薬が強い陽射しによって着火して弾けているような、あの夏特有の感覚が自分の中から消えている。 本来のこもりがち…

卓上アンプあれこれ

よく練習用アンプという言い方をするけどそれは変な話で、本番同様の機材を使ってするのが本来の意味での練習だ。 エレキギターという楽器はアンプから音を出して初めて成立するので、エレキギター単体での練習はそもそも練習にすらならない。手元の感覚から…

ロック機構付きストラップ

ロック機構付きストラップは各社から出ている。最近発売されたアーニーボールのポリロックがきっかけでまた気になり始めた。ロック機構付きストラップの魅力はギター本体に加工を施すことなく気軽に使える点だろう。シャーラー等のロックピンはギター本体及…

出不精でこもりがちなあの子を外へ連れ出す方法

あるいは、『日々の散歩写真が増えているのにインスタグラムへの投稿が減ったたった一つの理由』今年の春、僕はだいぶ年下の女の子と出会った。これは連絡先を交換した直後にいっしょに見た夜桜。あの子が撮ったものだ。色々話しているうちに分かったのは、…

レスポールのノブ交換

山野楽器ロックイン新宿の2階は自分にとって天国。階段を上がっている途中からあの甘い匂いがしてくる。そう、ギブソン特有のラッカーの匂い。天国への階段。 その山野楽器にギブソン純正のトップ・ハット・ノブのアンバーがあったので購入。 ノブの色はアン…

パッチケーブル

パッチケーブルは随分前からGeorge L'sの155。他のケーブル類は黒が多いので判別しやすいように赤を選んでいる。ソルダーレスな上に被覆を剥く必要もないので、ライヴの曲間に作り直せるくらいの手軽さがいい。純正のプラグはジャケットが別途必要で高価なの…

宅ロッカーにペダルボードは必要なのか?

エフェクターボード投稿サイトhttp://effectsboard.com/に投稿したので少し書いておく。写真はライン録り用のセッティング。ディレイ、リヴァーブはツマミをいじりながら弾くことが多いので手前に配置。この前段にヴォリュウム・べダルとチューナーが繋いで…

理想の3色ボールペンを作る

三菱スタイルフィットは様々なリフィルがあっていいのだが、いいホルダーがないのが悩みだった。長年トンボのリポーター3色にスタイルフィットのリフィルを入れて使っていたのだが紛失してしまい、作り直そうとしたらリニューアルされたリポーターにスタイル…

DCPRG『アイアンマウンテン報告』最終日

2000年6月24日 吉祥寺スターパインズカフェDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN『アイアンマウンテン報告』最終日ライヴ前、俺はディスクユニオン吉祥寺店に居た。先日の東京ザヴィヌルバッハのライヴで菊地さんがCDJで回していたカルロ・アクティス・ダート…

キーリング廻り

EDC

キーリングを少々仕様変更した。今まで画像左のエスビナー#0に鍵やツールを繋いでエスビナー#3にまとめていたのだが、何かの拍子に外れてしまうことがあり、画像右の平型キーリングに換装することにした。黒ニッケルメッキ。メッキはクロームよりニッケルが…

菊地成孔について その4

理論コース受講希望者の皆様へ この度は受講を御希望頂き有り難う御座います。レッスンに関する詳細をお送り致しますので、受講を決定される場合、もしくは御質問等は追ってメールにて御返答下さい。受講を決定される方は、近日中(大体2週間後まで)の受講…

菊地成孔について その3

サキソフォン&ジャズ理論の個人教授します(生徒募集のお知らせ) サキソフォンの演奏とジャズ理論(主に和声理論から、作曲、編曲 アドリブコピーの分析等々)を個人教授致します。 以下を最低限の条件とさせて頂きます。 <サキソフォン> サキソフォン(…

菊地成孔について その2

「大友良英ニュー・ジャズ・クインテット」話は少し前後する。2000年2月13日、新宿ピットイン、大友良英ニュー・ジャズ・クインテット。初めて菊地成孔の演奏を生で聴いた夜。本当は12月のデートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデンのライヴに参戦するつも…

菊地成孔について その1

日々忘却していく一方なので、自分にとって重要なことは残しておくことにする。少しずつここに書いて。さて、菊地成孔について、だ。俺が菊地成孔の生徒だった頃の話。もう十年ほど前の事になる。当時俺は菊地成孔を「菊地先生」と呼んでいた。下らない俺の…

「はてな」始めました。

「FC2」「Tumblr」を経て「はてな」に辿り着いた。 Tumblrは気軽に使えていいし継続するのだが、普通のブログのようなことを書いていても埋もれて行ってしまうのでここに。 FC2、Tumblrに掲載済みの記事も取って置いたり整理したりする目的でここに転載する…