年末に愛機レスポールを床に落としてしまった。
弾き終わり、高く持ち上げてストラップを首の上から外しスタンドに戻そうとした時、ストラップを持っていた右手が滑り、ネックを握っていた左手も滑り、胸の高さからボディエンド側が床を打ちそのまま横に倒れた。
一瞬何が起きたか分からなかった。
そして、よく見かけるレスポールのヘッド折れやネック折れの画像が頭をよぎった。
悪い予感はしていた。仕事からくる疲労で右腕は限界だったし、左手も思うように動いてなかった。
抱き起こしてみるとヘッドもネックも無事だった。ジャック・プレートの凹みとボディのバインディングの小傷以外、目立った損傷はなかった。
大事には至らなかったが、ギターを落とした経験がそれまでなく、大切なギターを落としてしまった衝撃から暫く抜けられなかった。
ケーブルを挿した状態で落としたのでこんな状態に。ジャック・プレートが完全に陥没。
プレートの歪みが落下の衝撃の強さを物語っている。ブラス等の硬い素材だったら木部まで損傷していただろう。
ということで、ヒストリック純正の交換パーツを購入。
何事もなかったように元通り。
今日も元気に唸っています。
Gibson Custom Shop Historic Collection 1958 Les Paul Standard 2007